教員・研究室情報
| 取得学位 |
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| 研究室・ユニット名 | 伴侶動物内科学 |
| 研究テーマ |
①犬の腫瘍における放射線感受性と代謝活性の関連<br /> ②犬の免疫放射線療法 |
| 研究キーワード |
犬と猫のがん
放射線治療
抗がん剤治療
免疫療法
がん細胞の代謝
輸血
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| 教育・研究への取り組み |
犬や猫を中心とした伴侶動物の腫瘍診療に取り組んでいます。 |
受験生へのメッセージ
学生時代から飼い主や動物と直接接する経験を通じて、臨床獣医師として求められる社会的なニーズを実感できます。
このような経験は、いわゆる町の獣医師さん以外の業種を目指す学生にとっても、臨床現場や社会全体のニーズを理解し、多角的な視野を養う大きな糧となります。
獣医療を学ぶことで、幅広い視点を持ち、未来への可能性を広げてみませんか?
研究シーズ
| 研究キーワード |
腫瘍の免疫療法腫瘍のミトコンドリア代謝放射線腫瘍学
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| 研究テーマ | 腫瘍のミトコンドリア代謝機構を標的とした研究 |
| 研究の概要・特徴 |
皆さんが生物や生化学で勉強したエネルギー代謝は、腫瘍の病態把握に重要であり、治療標的としても注目されています。従来、がん細胞はWarburg効果で周知されるように、主に解糖系を利用したブドウ糖代謝によってエネルギーであるATPを得ていると考えられてきました。しかし、近年、X線照射によって腫瘍細胞ミトコンドリアの電子伝達系が活性化することが証明され、照射後のミトコンドリアの活性によるATPの産生が、腫瘍細胞の生存に寄与していることが報告されています。私たちはこれまでに、放射線抵抗性を有するイヌがん幹細胞が放射線照射時にミトコンドリアの電子伝達系を活性化していることを示し、ミトコンドリアの電子伝達系を抑制することが、メトホルミンの放射線増感メカニズムとして重要であることを証明しました(図2)これらの結果を臨床例に応用することができれば、腫瘍の代謝という新しい観点の予後指標を確立し、腫瘍の代謝を標的とした新規の放射線治療が実践でき、腫瘍治療効果を改善する一助となると考えます。 |
| 産業界等への アピールポイント (用途・応用例等) |
感染症予防により、イヌ、ネコをはじめとした伴侶動物のがんに罹患する割合は高まっており、それらを治療することの社会的需要は年々増してきています。 |
| SDGs |
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