科学的探究と実践を通して、
未来のアグリスペシャリストへ。

動物科学領域における専門教育では、キャンパス内の広大な草地、酪農生産ステーション、肉畜生産ステーションを用いて、さまざまな動物の生理・生態から実践的な生産体系（乳・肉・鶏卵を効率的に生産するための育種改良、繁殖・子畜生産、飼養管理、飼料生産など）、生産物の利用と流通までを一体的に学びます。

また、持続的に発展する社会の構築に向け、動物の健康や快適な暮らしへの配慮の仕方、環境負荷の少ない循環型社会の実現に向けた取り組み、私たち人間の暮らしにおける動物との関わり方を科学的に探求します。さらに生産の現場である農家で行う学外農場実習も選択可能です。3・4年次には配属された研究室での活動を通して専門性を一層高めます。

教員免許（高校の農業と理科、中学校の理科）、家畜（牛）人工授精師や家畜体内・体外受精卵移植師の資格取得も積極的に支援します。

動物科学領域の特徴

• 1酪農の本場・北海道で本物の酪農学を学ぶ
• 2充実した施設で多様な畜種（乳牛、肉牛、豚、鶏、羊など）の生産技術を実践的に習得
• 3学内の酪農生産ステーションには約170頭の乳牛広い業界ネットワーク
• 4いろいろな動物を対象にした、動物行動学やアニマルウェルフェアについて学べる
• 5元野幌にある肉畜生産ステーションは総面積約100ha
• 6それぞれの動物種について2品種以上の家畜を飼養している
• 7肉用牛約80頭、豚約100頭、羊約20頭、採卵鶏約200羽を飼養
• 8採草用圃場が50ha 以上
• 9エコフィードを積極的に利用した資源循環型の肉畜生産体系を学ぶことができる
• 10講師陣は学内から臨床獣医師、家畜人工授精師、管理栄養士など。また、外部講師として体型審査員や削蹄師など充実
• 11肉牛については受精卵の生産から肉の加工まで、牛肉生産に関する全ての工程を学ぶ

基礎から応用まで、
植物生産のすべてを学ぶ。

植物生産学領域における専門教育では、キャンパス内に整備された水田や畑作圃場、ガラス温室、ビニールハウスなどで稲作や畑作、園芸生産を実践的に学びます。

また、資源循環型農業を支える土（微生物）のはたらきの理解や、環境負荷軽減を目指した総合的病害虫・雑草管理（IPM）を実践できる能力を座学と実験・実習で養います。さらに、「植物生理学」や「植物遺伝育種学」では応用に欠かせない基礎的知識を修得します。農業生産の現場で学ぶ「学外農場実習」も選択可能です。3・4年次には配属された研究室での活動を通して専門性を一層高めます。

教員免許（高校の農業と理科、中学校の理科）をはじめとする資格取得と進路選択を積極的に支援します。

植物生産学領域の特徴

• 1日本の食料を支える大規模畑作の本場・北海道で本物の農業を学ぶ
• 2温暖化社会に対応した次世代農業の実践
• 3最先端の栽培技術、スマート栽培技術を導入
• 4土壌の科学的な理解に基づく持続的な土づくり、栽培体系を実践
• 5環境制御可能な最新設備を有したガラス温室が通年利用可能
• 6地域の有機資源を有効活用した循環農法を学ぶ
• 7農産物を利用、流通までを一体的に捉えた生産体系の実践
• 8水稲、畑作、野菜、花きなど、多様な現場ニーズに対応した実験実習
• 9栽培技術分野の科目と教育的に連動して配置された、土壌、作物栄養、植物の生理・病理・遺伝・育種、作物害虫や雑草に関する専門分野の科目群が充実
• 10実際の生産者との連携による実践教育・研究が充実