NEWS　No.20(2025年度)
2025年度特待生表彰式を開催

2025年度の特待生の表彰式が、６月18日（水）中央館１階学生ホールにて開催され、学業成績優秀者55名が表彰されました。

はじめに、岩野英知学長より
「特待生表彰式ということですが、本当に勉強をよく頑張った方が特待生に選ばれます。特待生に選ばれるということは栄誉あることだと思っていただきたいです。国家資格取得を目指す学類は国家試験にむけて勉強を低学年のうちから頑張ります。国家資格取得が最終的な目標ではありますが、大学生になってから日常的に頑張ることができる学生は、卒業後も確実に伸びていきます。卒業後も生涯にわたり色々なことを学び続けていかなければなりません。それが人生でもあります。卒業後の現場に出た際、その場その場で学び続けることが、皆さんの人生を豊かにしていきます。ぜひ豊かな人生を歩んでください。卒業してからのみなさんの活躍が、後輩たちの夢と希望になります。特待生のみなさん、よく頑張りました。おめでとうございます。」と挨拶がありました。続いて、岩野学長から各学類の代表者５名に表彰状が授与されました。

循環農学類　横川　駿さん

食と健康学類　鈴木　唯央さん

環境共生学類　出口　稀光さん

獣医学類　若林　笑見さん

獣医保健看護学類　花本　志歩さん

特待生を代表して横川　駿さん（循環農学類４年）と若林　笑見さん（獣医学類４年）が謝辞を述べました。

農食環境学群代表　横川　駿さん（循環農学類４年）　

「この度は特待生に選出していただきまして、誠にありがとうございます。私は食と農業を学びたいという思いから酪農学園大学に入学しました。初めて詳しく学ぶ農業のすばらしさや知識、魅力を授業や実習を通して多く学び得たとともに、自分の想像を超える厳しさや大変さ課題も思い知りました。毎日当たり前のように食べている『食べ物』は簡単にできるものではありません。試行錯誤を繰り返してきた先人達や農家、農協など係る全ての方々の時間と努力によって『食』は支えられています。感謝してもしきれません。この『食べ物』のように何気ない日常の中には『尊さ』に満ちあふれているものがたくさんあります。この大学で農業を学ぶと同時に生きていくうえで何が大切なのかを再確認することができました。感謝の気持ちを忘れないこと、独りよがりに、自分勝手にならないよう自分も含めた一人一人を尊重し、「思いやりの心を持つこと」を大切にしていきたいと思います。最後に様々なことを教えてくださった先生方、楽しく学生生活を過ごしてきた友人、仲間、そして常に支えてくれた家族に心から感謝申し上げます。本日はありがとうございました。」

獣医学群代表 若林　笑見さん（獣医学類４年）

「この度は特待生に選出していただき、誠にありがとうございます。初めに、日頃よりご指導くださっている先生方、家族、そして様々な場面で私を支えてくださっている獣医の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。このような評価をいただけたのは私一人の力ではなく、多くの方々の支えがあってのことだと改めて実感しております。4年生になりゼミ活動や実習活動が増えたことで、これまでと違い時間を勉強だけにさくことができず、両立が非常に難しいと感じています。しかし、目標とする動物の健康と福祉を守り、人と動物の架け橋となる獣医師を目指し、地道に計画を立てながら仲間と共に知識の習得や技術の習熟にこれからも努めていきたいと思います。また、日々の生活の中で勉強だけでは得ることができない人間としてのスキルを学び、社会にでたときに自分が恥じないような行動ができる人間を目指して、これからも勉強と生活の両立を目指していきたいと思います。最後になりますが、これから2月に控えている共用試験、2年後の国家試験を見据え仲間と共に切磋琢磨しながら学業に励んでいきたいと思っています。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」

最後に、澤本教育センター学生支援担当部長から「この度は誠におめでとうございます。代表学生であるお二人のご挨拶も大変立派で感銘を受けました。皆さんは大変幸運ではないかなと思います。色々なことでこのような結果にならない方や困難を抱えている方もいます。皆様のご努力が結果になったのは大変誇らしく、嬉しいことでありますが、ここに至るまでには幸運であったのではないかと思いますし、様々な方の支えがあったからこそだと思います。そのことを決して忘れず、慢心せずこれからも励んでいただきたいと思っています。これから勉学を続ける方や卒業する方それぞれですが、常に励んでいただきたいと思います。社会にでましたら活躍するように頑張ってほしいと思います。困っている人がいたら支えることができるような気持ちと実践が伴っていくと素晴らしいと思います。皆さんに期待します。本日は本当におめでとうございました。」と挨拶があり、表彰式を閉会しました。

特待生のみなさん、おめでとうございます