教員・研究室情報
| 取得学位 |
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|---|---|
| 研究室・ユニット名 | 動物生命科学 |
| 研究テーマ | 動物福祉の向上を目指した動物の客観的評価と現場への応用 |
| 研究キーワード |
動物福祉
ストレス
環境エンリッチメント
オキシトシン
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| 教育・研究への取り組み |
動物の状態を客観的に評価するツールとして、近年では糞便や被毛、乳汁の様な動物を傷付けずに簡単に採取可能なサンプルからコルチゾールなどのストレスホルモンを測定できるようになっています。私はこれらのサンプルを用いて牛などの家畜だけでなく伴侶動物、さらには動物園動物なども研究対象として動物福祉や環境エンリッチメントの向上を目指した研究を行っています。 |
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| 研究室探訪 |
受験生へのメッセージ
獣医療には病気を治すことだけではなく、病気を未然に防ぐという予防医療も含まれます。そのためには動物を健康で健全な状態で飼育・飼養する必要があり、動物福祉や環境エンリッチメントに配慮する必要があります。動物にとっての幸せとはどのようなものなのか、それをどう評価すればいいのか、一緒に考えられたらと思っています。
研究シーズ
| 研究キーワード |
ストレス動物福祉オキシトシン
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|---|---|
| 研究テーマ | 動物福祉に配慮した客観的な各種動物の状態評価 |
| 研究の概要・特徴 | |
| 産業界等への アピールポイント (用途・応用例等) |
動物への過度なストレスは心身の健康や成長、さらには生殖機能にまで重大な影響をおよぼし、Animal Welfareの観点からも、ストレス負荷をできるだけ軽減するような飼養管理が求められている。近年、唾液や糞便、尿、被毛など非侵襲的に採取可能なサンプルにより客観的なストレス評価が可能となっており、特に被毛を用いることで慢性的なストレス評価も可能となった。このような生理学的な裏付けにより動物のストレスを多角的に評価することで、飼養環境を改善することができ、改善後の再評価により、さらなるストレス軽減と満足度の増加につなげることが可能となり、健康な状態を維持することで疾病予防にもつなげることができる。 |
| SDGs |
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