教員・研究室情報
| 取得学位 |
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| 研究室・ユニット名 | 動物と人の関係学 |
| 研究テーマ | 獣医療に関わる法的・政治的・宗教的・哲学的問題を扱う |
| 研究キーワード |
動物の福祉
動物の権利
5つの自由
3つのR
法律
宗教
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| 教育・研究への取り組み |
本研究室では、獣医療にかかわる倫理的問題に対する理論的アプローチに重点を置いています。それは倫理的実践を支えるメタ倫理的次元を常に意識するということです。ルールの背後にある価値観を同定できれば、具体的な問題に対する態度はおのずから決まると言っても過言ではありません。比較という作業を通して、日本の獣医療的実践の背後にある価値観を自覚・明示できるようになることを目指しています。 |
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受験生へのメッセージ
獣医倫理学は獣医学と哲学(倫理学=道徳哲学)の学際領域で、新しい分野です。倫理的行為を導く主意的連関には、宗教観も大きな影響を与えます。そして、倫理のミニマムが法律です。つまり、獣医倫理学は獣医学と哲学のみならず、ほかの多くの領域とかかわる領域横断的分野なのです。複雑な現実に切り込む概念装置を探している人は研究室に遊びに来てください。
研究シーズ
| 研究キーワード |
キリスト教獣医倫理動物倫理
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|---|---|
| 研究テーマ | 一神教の成立過程の解明・動物倫理理論の再構築 |
| 研究の概要・特徴 |
私の研究分野は大きく分けて二つあります。ひとつはキリスト教学の中のヘブライ語聖書研究です。その中でもとくに、エサルハドン王位継承誓約文書というアッカド語文書とヘブライ語聖書の中の申命記を比較することで、一神教の成立過程についての新しい仮説を提案しています。また、エステル記という書物の注解書を執筆中です。 |
| 産業界等への アピールポイント (用途・応用例等) |
動物倫理は動物福祉と不可分の領域ですので、動物を扱うすべての業種において動物福祉の向上について助言することができます。たとえば動物福祉関連の認証がさまざまありますが、それを達成するためのご相談を受けることなどです。 |
| SDGs |
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