教員・研究室情報
| 取得学位 |
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| 研究室・ユニット名 | 疾患モデル学 |
| 研究テーマ | 生体のストレス応答におけるマクロファージやユビキチン選択的プロテアーゼの役割の解明 |
| 研究キーワード |
脱ユビキチン化酵素
マクロファージ
生活習慣病
炎症
骨格筋
視床下部
生殖免疫
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| 関連記事 |
研究シーズ
| 研究キーワード |
USP2代謝糖尿病
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| 研究テーマ | USP2によるエネルギー代謝調節機構 |
| 研究の概要・特徴 |
ユビキチン特異的プロテアーゼ2 (USP2)は特定のタンパク質を脱ユビキチン化し、タンパク質の機能を制御します。これまでに私達の研究室は脂肪組織のマクロファージのUSP2が脂肪組織における炎症反応を抑制し、骨格筋のインスリン感受性を高め、2型糖尿病の進行を抑えること、筋芽細胞のUSP2がミトコンドリア機能を制御すること、視床下部のUSP2が交感神経の活性にブレーキをかけることで血糖値を正常な値に保つことを報告し、USP2はエネルギー代謝調節において重要な役割を担うことを示してきました。このUSP2の機能の解明は、細胞レベル・個体レベルのエネルギー代謝調節機構に新たな知見を提供することができると考えています。 |
| 産業界等への アピールポイント (用途・応用例等) |
様々な器官のUSP2が全身性もしくは局所性の糖代謝を調節することを明らかにしており、USP2は糖尿病の発生に強く関わる可能性があります。そのため、この研究は糖尿病の新たな治療標的の開発に繋がることが期待されます。 |
| SDGs |
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