NEWS NO.5(2021年度)
学内の旧30番圃場にブドウ苗用の支柱を立てる作業を実施
2021年4月28日(水)に、北海道ワイン株式会社営農部の小林千洋次長をお招きして、学内の旧30番圃場にブドウ苗用の支柱を立てる作業などを行いました。大学院酪農学研究科の特別講義(実習)としても位置付けられており、食品栄養科学専攻修士課程の大学院生や課外活動団体のワインサークルROWP(ロープ)の学生も参加し、小林さんからブドウ栽培・管理に関する指導を受けました。作物生産ステーションの技師の方々に支援していただきました。
30番圃場には、赤ワイン品種のピノ・ノワールとロンドがそれぞれ植栽されています。冬の間、雪の下で越冬したブドウ苗は、一部、ネズミにかじられた箇所がありましたが、ほとんどの苗が無事に春を迎えることができました。ピノ・ノワールは2016年から作物生産ステーション温室の隣で栽培されていましたが、2019年に旧30番圃場へ移植されて現在に至ります。その際、圃場の面積が広くなったことから、空いているスペースに新たにロンドの植栽を開始しています。今回の作業はロンド苗が大きく育ってきたため、枝を誘引するためのワイヤーを張り、垣根栽培を行うため支柱を立てる作業が中心となりました。また、あわせて酪農生産ステーション横のキャンベルとヒムロッドの枝上げ作業も実施しました。
本学のワインはキャンベルを用いたロゼのみですが、ロンドが実をつけて収穫できるようになれば、いずれは赤ワインもできる日が近いかもしれません。ブドウ苗の管理は10月頃まで続きます。
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